顧客訴求力の競争優位性

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形成している競争力の有無、
競争優位性のある顧客訴求力を組織が形成しているかどうか、及び、変動要因

もし、顧客への訴求力が弱いとすれば、それはどういうことか

顧客が商品を魅力的と思わない

  • “商品の魅力” とは
    • “商品の魅力”とは、以下のようなことである
      • 顧客の深層にある欲求を満たしていない
      • 今と将来の自分、今と将来の家族の暮らし
      • 仕事の仕方
      • 自分らしい時間の過ごし方
      • 下記のようなサプライズがない
      • 私の嬉しいことを事前に用意していてくれる
      • 私の困りごとの原因を考えて即座に対処してくれる
      • 私の困りごとの結果を案じて対処してくれる
      • 他にない感動がない
      • 夢を叶えてくれない
      • 困り事に共感味がない
  • “顧客が商品を魅力的と思わない”の論点(捉え方の軸と筋道)
    • 社会、市場、顧客ニーズが多様に変化するなかで、“商品の魅力”として重視しなければならないことは、社会性を持っていることである。
      • 再生可能性への配慮(エネルギー、食料など)
      • 多様性への配慮(自然、社会、暮らし、雇用、働き方、文化、及び、ユニバーサルデザインなど)
      • 共生への配慮(自然との、地域社会との、地域のコミュニティとの)
      • 自律への配慮(一人ひとりが内発的に動機付けられ、自然発生的に、地域が内発的に発展していくなど)
      • つながりへの配慮(結い、人の心と心を結びつける、目配り・気遣い・心遣い、おもてないなど)
  • 背景にある問題の深掘り

顧客を惹きつけられない

  • “顧客を惹きつける” とは
    • “顧客を惹きつける”とは、“商品の魅力”を伝えることである。即ち、“商品を魅力的と思ってもらう”ための言葉、視覚に訴える表現、体験などの道具が必要である。
    • “顧客を惹きつけられない”という問題点の要因として、以下のことが考えられる。
      • 顧客が納得する資料がない
      • コミュニケーションスキルがない
      • 聞く力がない
      • 話術に長けていない
      • 表敬的な会話しかできない
  • “顧客を惹きつけられない”の論点(捉え方の軸と筋道)
    • “顧客を惹きつける”ためには、何よりも、一人ひとりが、顧客とコミュニケーションを図りながら“顧客を惹きつけたい”と思う動機付けが必要である。自社を本当に愛しているか、自社商品を心底好きか、自社の技術に誇りを持っているかが最も重要な点である。
    • そのためには、経営者の理念、ビジョンに共感し、自らの思いも活かされているかがポイントとなる。インセンティブなどの外発的動機付けだけでは、本当には“顧客を惹きつける”ことはできない。
    • “顧客を惹きつける”ための動機付けができて、初めて顧客とのコミュニケーションスキルを磨くことに意欲が湧いてくる。聞く力や話し方はある程度教育し訓練すれば身につく。しかし、その人の性格、育った環境、人生観が影響している場合が多い(例えば、人間関係が上手く作れないなど)。
    • 個人のスキルというよりも、組織として“顧客とのコミュニケーション”を図るための体制、道具立てを整えることが必要である。
  • 背景にある問題の深掘り


用語



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