私達は日々の生活の中で、今よりも良い暮らしを得るために、また、将来への不安を解消して先々の幸せを掴み取るために、更には、自分なりの夢を実現していくために、無意識に、そして直感的に、「今目の前にあることの底流に流れている潮流」「今の次に起こる未来」のことを考えています。
もちろん、企業の経営に関しても、同様の思考が繰り広げられています。しかし、サステナブル の発想の下で社会の発展を目指した イノベーション を興し、事業として「社会の持続可能な発展」と「企業の持続可能な成長」の サイクル を意図して展開してくとなると、そこには一定の思考の流れを確立しておくことが必要になります。
当社では、この思考の流れを “I2BE (I square BE)spiral” と命名しています。
1.ひらめき “Inspire”
経済成長から社会の持続可能な発展への発想の転換
2.深掘り “Insight”
共感と共生の深化
3.ブレークスルー “breakthrough”
社会の持続可能な発展への実践と社会への訴求
4.文化への浸透 “establishing”
生産性の向上によって実現される企業の持続可能な成長
一つの「ひらめき」を「深掘り」し、それを実現するために探究した技術(ブレークスルー)が社会に文化として浸透すると、更に高次元のニーズ(新たな発展への素地の完成と新たな社会的要請)が芽生えて、新たな課題として認識されていきます。この解決に向かって、更なる「ひらめき」からなるサイクルが生み出されていくことになります。