#288 自立と自律 自らの力で立ち、自らの意志で行動する

「自らの力で立ち、自らの意志で行動する」は「自立し自律する」ということを平易に表現した言葉です。

人は誰もがそれぞれに重荷を背負って生きています。その重荷を受け止め乗り越えて生きていけるようになれば、くびきから解放されて「自らの力で立ち、自らの意志で行動していける」ようになります。それは自由の獲得とも言えるでしょう。

どんな重荷であっても、そこから解き放たれて自由になりたいと思う気持ちは「自らの力で立ち、自らの意志で行動したい」という気持ちでもあるのです。「自立し自律する」ことは根源にある望みであり希望です。

「自立し自律する」こととサステナビリティ

私たちの「心豊かさ」は「社会の中の多様性に包摂される」ことによって育まれます。外から、あるいは、自らに課して「こうあるべきだから、こうしなさい」というのではなく、「あなたは、あなたでいい」「わたしは、わたしていい」を心の真ん中に置いて「自らの力で立ち、自らの意志で行動する」ことが「心豊かさ」の糧になります。逆に、「心豊かさ」が社会の中の多様性と包摂性を育みます。

「自らの力で立ち、自らの意志で行動する」ことによる「心豊かさ」が「社会の持続可能性」を育んでいくのでしょう。

サステナブル・イノベーションズ株式会社 代表取締役社長 池邊純一

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