より良い社会を築いていく次世代のビジネスを構想し担っていける人材

提供: PicoWiki
2018年6月29日 (金) 16:54時点におけるJunichi ikebe (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「【認識すべき課題】 (時代背景、社会問題と背景要因) #これまでの教育は労働市場が求める人材の育成に偏っていた。また...」)

(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内検索

【認識すべき課題】 (時代背景、社会問題と背景要因)

  1. これまでの教育は労働市場が求める人材の育成に偏っていた。また同様に、多くの企業研修のみならず、企業経営の考え方そのものも、高度経済成長期の成功モデルに根差したものに偏っていた。
  2. 21世紀型の経営モデルでは、企業は社会の一員として社会とつながり、従業員も生活者として社会とつながっていて、社会と企業と従業員が一体化してつながっていく。
  3. 個人主義の枠組みを超えて、人権が重視され個人が自立し自己の実現を求めて自律していく社会となる。

【未来における社会的価値の創造】

  1. 社会の多様なニーズに応えていくために、また、個々夫々に関わりのある様々な社会的課題を多様な視点を持っている人達が解決していく。
  2. 人は、経済的豊かさや儲けを競うのではなく、自己実現を目指した生き方、心豊かな暮らし方ができ寛容な社会を築いていくための知恵を学習していく。これは知識の学習ではなく、生きていくことに対する深層にある真実の知の学習であり、共感と協創のプロセスによって、組織として学習するとともに人としても学習し成長していく。
  3. 人は、その場の思いつき、経験知やルール、自我(自分なりの思い)に基づき生きている。そして、次第に自己の実現を求める様になっていく。しかし、それ以上に人は、自分の存在理由や生きる目的を深く考えるようになり、自己と他者、自己と自然環境の中で生かされているという実感を抱くようなる。そして、自我や自己実現を超越して、周りとの関係性から真実の生き方を模索する様になる。
  4. より良い社会を築いていく次世代のビジネスを構想し担っていける人材とは、自分の存在理由や生きる目的を深く考える学習能力、周りとの関係性から真実の生き方を模索し共感していく高次の感性、自我や自己実現の先にある自己を超越した思考ができる人材である。


関連事項





【Top page】 Business Knowledge Network経営の視点
【Chenge View】 社会問題暮らしの問題