財務に関わる競争優位性力
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形成している競争力の有無、 財務に関わる能力を組織が形成しているかどうか、及び、変動要因
もし、財務に関わる能力が弱いとすれば、それはどういうことか
財務に関わる能力が弱いとは、すなわち、豊満経営の体質である、どんぶり感情の体質である といった状況である。背景には、①組織として財務感覚が麻痺している、②組織として財務に対する意識が低い、③財務に対して他人事である(親方日の丸的な発想、指摘されなければよい、なあなあである)、④組織として財務に対するチェック機能(監査機能)が働いていない、といったことが挙げられる。その背景には、人の心理の奥底にある、社会的ジレンマ問題、認知的不協和も作用している。結果として下記に挙げる現象を引き起こし、やがては、茹で蛙の様に組織の維持が難しくなっていく。
- 売上目標達成のために値下げしている
- 予定外に発生するコストに鷹揚である
- 原価、経費統制ができていない
- 仕入価格統制ができていない
- 低稼働設備、不稼働設備、遊休設備が放置されている
- 不良在庫、死蔵品への統制がなされていない
- 回収支払のプロセスが規定されていない(統制されていない)
用語
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Trigonal Thinking | Thinking maps |
関連事項
- 経営戦略論、経営戦略フレームワーク、事業戦略論、事業戦略フレームワーク、マーケティング戦略論、マーケティング戦略フレームワーク
- 結果として生じる問題:経済合理性を追求する活動への負の影響、パフォーマンスの低下
- 同じ深さの論点:形成している競争力の有無
- 原因として想定される問題:競争力を形成しうる組織能力の有無
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