ポスト資本主義(脱経済格差)の社会になる
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【認識すべき課題】 (時代背景、社会問題と背景要因)
- 金融経済を中心とした欲望に満ちた資本主義経済は、極度の経済格差を生み出し、世界中に貧困問題、失業問題が広がっている。
- 世界中に広がった貧困問題、失業問題は、テロなどの社会不安を生み出している。
- 投資ではなく投機に走る投資行動は、食料の価格高騰、エネルギー供給の不安定化などを引き起こしている。
【未来における社会的価値の創造】
- 一部の国ではBI(ベーシック・インカム)の社会実験も始まっている。
- 法人税を引き下げて企業が新たな事業への投資に向かえるようにしていく。
- 関税を引き下げて貿易を活発化させていく。
- 中国、インド、インドネシアといった人口過密国、および、中南米、中央アジア、東欧、アフリカ圏の経済発展を促進していく。20世紀型の大量生産・大量販売・大量消費型の経済発展政策、ローエンドの破壊的イノベーション、持続的イノベーションには早晩限界が訪れてくる。化石燃料の消費にも温暖化問題がのしかかってくる。原発が世界中に拡散しつづけることも、原発事故のリスクを高めていくばかりであり、一旦、事故が発生した場合は取り返しがつかなくなる。
- 産業を支え得るだけの発電力を持つ再生可能エネルギーの安定供給、化石燃料を使わない交通システムや輸送システムをベースにした産業構造を再構築していくことが必要である。
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