今日、企業には、社会の中で、その存在する意義が問われています。
それは、価値観とか、そんな一言で片づけられることではありません。経済で言うところの企業価値ばかりでなく、社会を俯瞰した上で、社会の中で存在する意義を深める普遍的な哲学も必要でしょうし、そもそも、多様性を包摂性を持って受容する組織としての仕組みを整えなければなりません。一方が立てばもう一方が立たないということもあるでしょう。おそらく、理屈では分かっていても心の中では、何となく不承不承にということもあると思います。
人には、他人からどう言われようとも、食いっぱぐれてしまうかも知れようとも、自分の人生の貴重な時間を費やしてでも「絶対にこれだけはやり遂げたい」というものがあるものです。それは、経営理念といった観念でもなく、教科書や教室で教えられた知識でもありません。
この「絶対にこれだけはやり遂げたいもの」を見つけるのが『 “どうあれば良いか” を解決する』ことの目的です。
1.“どうあれば良いか” を解決するロジック
下図は『 “どうあれば良いか” を解決する』ための、当社独自のロジックを図式化したものです。
“どうあれば良いか” と言っても、漠然と、自分の思いを描けば良いというものではありません。社会にはその時点での趨勢があり、企業の置かれている状況に応じて様々な経営リスクを抱えているものです。そうして、企業には、そうした状況の下で培われてきた既存事業があり、これらとかけ離れたことをやろうと思っても意味がありません。
様々に展開してきた既存事業を俯瞰して見れば、そこには共通して実現しようとしてきた機能、上図では「より普遍的な機能概念」と示した共通機能があり、逆に、これまで見えていなかったデメリットもあるはずです。また、社会の趨勢を「社会の中での存在意義」に照らして「企業として描く社会の方向性」を切り取ることができるでしょうし、社会の趨勢や経営リスクに急き立てられて新たなニーズも生じてくるでしょう。
これらを総合することによって「新たに共通する潜在ニーズ」を導き出すことができ「新たに導き出される潜在機能」を顕在化することができます。これが “どうあれば良いか” の解となります。
2.『 “どうあれば良いか” を解決する』支援
当社が提供しますコンサルティングサービスは「トランスフォーメーション戦略の構想」です。service and proposalのページに示す様々なコンサルティンコンテンツやサービスプログラムによって、最終的には「 テクノロジースタックとビジネススタック(スキーム)」を描き出すことを目指して参ります。