『サステナブル社会 デザインコンセプト』は、Layer1~Layer5 の5つの階層から構成され、最も深層にある根底(根源)の階層(Layer1)には中核の思想である サステナブル(持続可能な :“Sustainable” ) があり、また、最上の階層(Layer5)は活動の目的であり、理想として築き上げていく社会の姿(ビジョン)としての「社会の持続可能な発展」と「企業の持続可能な成長」があります。そして、根底(根源)にある サステナブル(持続可能な :“Sustainable” ) 思想から理想の姿(ビジョン)へと実現化していくための仕組みが Layer2~Layer4 に位置づけられています。
Layer2 は、[社会][暮らし][経営]の個々の視点から[社会-暮らし-経営]を連鎖させてセレンディピティ(様々な知識を連鎖させて新たな閃きや発想の転換)を引き起こし、仮説(アブダクション)を構想していくための Thinking Base (BKN:Business Knowledge Network)の階層です。BKN:Business Knowledge Network には、[社会][暮らし][経営]に関わる情報や知識、思考の定石などが蓄積されています。
Layer3 は、サステナブル(持続可能な :“Sustainable” ) を考えていくための思考方法(どうやって考えるかを示した思考手順とフレームワーク)を規定現する階層です。規定された思考方法では、これまでの問題解決手法やロジカルシンキングではなく、その先(目の前に見えているものの “その先” )を見透して、将来や周囲との関係性を解き明かし考えてかなければなりません。また、これまでの問題解決手法と異なるのは、問題認識自体の問題 に踏み込んで思考することであり、当社では Trigonal Thinking という問題認識と問題解決の手法を開発しています。 尚、組織学習はこの階層の中で繰り広げられ、色々な思惑や葛藤を調整し、現実との乖離を埋め、仮説の実効性を試していくによって、その先を解き明かしていく能力が研ぎ澄まされていくことになります。
Layer4 は、サステナブル(持続可能な :“Sustainable” ) に思考し、組織として学習していくために必要なサービス、すなわち、サステナブル(持続可能な :“Sustainable” ) を中核の思想とした “ その先を見透した計画 ” を立案し実行していくための当社が開発した SONOSAKI PLANNING というサービスを定義した階層です。 このサービスにより “見透せる化” した計画の策定と “生産性の向上” を評価指標としたマネジメントが可能となります。