PDCA は、Plan-Do-check-Act のマネジメントサイクルの略称です。一般に、設定した目標値を実現するための計画を立案し、実行し、結果を数値で確認し、達成度（進捗度）に応じて設定した目標値を達成すべく手を打つという流れで管理を行っていくことになります。

課題解決管理表（PDCA管理表）を如何に作成するのか？

WBS “Work Breakdown Structure” に示された施策を所定の人員（体制）で日程通り実施できれば良いのかも知れませんが、多くの場合、課題にぶつかり日程遅延、予算オーバーになってしまいます。こうした状況を早期に捉え対策するのが管理であり、PDCA のサイクルを回していく目的でもあります。課題解決管理表は、Act を一覧表にして整理して、Act 自体の有効性や達成度（進捗度）を管理していく書式です。難易度や影響範囲も明記して管理するのが一般的です。問題が大きく深刻で、広範囲に影響を及ぼす場合は、新たなプロジェクトを立ち上げて対策を管理していくことも必要になります。