今、社会は、世界のどこかで起きたことも瞬時に地球全体を駆け巡る時代となり、遠い出来事も瞬く間に大きな変化として世界中を覆い尽くしてしまいます。一方、多様性が重視され、誰もが自分らしい個性ある生き方や暮らし方を追求していこうという時代となり、個々のニーズに対応すべく、国や地域の境界も、産業や業界の境界も薄れ、企業間の競争が一層激しさを増してきています。
多様性が求められる時代にあっては、ものごとを一面的に表面で捉えていては先を見誤ってしまいます。変化が激しいほど、また、企業競争が激化すればするほど、様々な視点から社会を捉え、その奥底に隠された本質に訴求していくことの重要性が増してきています。
経営には、これまで以上に多面的な視点での[状況の理解]、深遠で適確な(妙を得た)[施策の創造]、迷うことなく短時間に透明性のある結論を出す[意思決定]が同時に求められています。
こうした複雑に入り組んだ条件の下で、戦略や施策(幾つかの代替案)を創造する思考プロセス、代替案を評価して意思決定をする思考プロセスに人工知能の技術を活用することは、変化の激しい環境の中でスピーディーに、かつ、スマートな経営を実現する上で必要になってきます。
そこで、当社では、これまでの経営コンサルティング業務を通じて蓄積したノウハウをもとに構築したビジネスナレッジベースを活用した経営知識や施策の探索、株式会社ゼンリンジオインテリジェンス の提供する地理情報システム(GIS)を組み合わせた新たな施策の創造、エヒター・ジャパン が提供する多基準意思決定システムD-Sightを活用した意思決定の透明化を組み合わせて、プランニングサービスの人工知能化(人工知能を活用したサービスの実用化)を実現しました。
<特長>
最近、学習機能(Deep learning)が注目を浴び、人工知能への新たな期待が高まっています。一方、経営に関する人工知能の導入は殆ど耳にすることはありません。確かに、「社長が、あなたの上司が、あなたの部下が、あなたのチームが人工知能だったらどうしますか?」と問われると、余りにも非現実的であり、誰もが有りえない話だと感じることでしょう。しかし、経営に人工知能を活用した場合、助かることも多いと考えられます。
当社では、全ての[思考]を知能を持った機械に任せる(自動化する)のではなく、人間には限界のある “多面的な視点での[状況の理解]、深遠で適確な(妙を得た)[施策の創造]、迷うことなく短時間に透明性のある結論を出す[意思決定]” のアシスタントとして、[思考]の助けになる程度の役割を果たせば良いと考えて、人工知能の技術を適用することにしました。
[詳細] 経営に人工知能の技術を活用する
下記項目につきまして、詳細を掲載していますのでご覧下さい。
1.何故、経営に人工知能の技術を活用するのか
2.どんな方向性で、経営に人工知能の技術を活用するのか
3.経営施策を探索し創造するための知識ベースをデザインする
4.経営への人工知能活用の技術レベル
5.経営への人工知能活用のロードマップ
6.期待される効果とサービス提供価格
解説資料 「ビジネスプランニングシステムと経営のイノベーション」
本ページで記した内容につきましては、解説資料 「ビジネスプランニングシステムと経営のイノベーション」 をご覧下さい。
- 人工知能の技術を企業経営に活用していくための考え方(AIM “AI for management”)を整理しています
- ビジネスプランニングシステム AIM1.0 (Business Planning System assisted by Artificial Intelligence) について解説しています
- 多様化し個性が重視される時代に向けた “経営のイノベーション” が解ります