これからの時代にどんどん変化していく社会にあって、その変化の兆しを捉えて社会の持続可能な発展と企業の持続可能な成長の両方を同時に実現していくためには、その奥底に、企業の持続可能な成長の原動力、すなわち、その企業ならではの社会の持続可能な発展を実現する力(潜在的に秘められた能力)が育まれていなければなりません。
こうした経営環境にあってコンサルタントが果たすべき役割は、社会の持続可能な発展とともに企業の持続可能な成長を実現する原動力を育んでいくための戦略を提言することであると考えています。
具体的には、サステナブルに視座した視点から、以下の6つの論点について提言し、クライアント企業がサステナブル・イノベーションを興しうる組織、しなやかな組織に経営を変革していけるように、現場の目線で支援していかなければなりません。
- ・社会の変化の兆しの見透せる化
- ・社会の持続可能な発展
- ・イノベーションを興す経営への変革
- ・企業の持続可能な成長
- ・しなやかな組織への変革
- ・知的活動を支援するインフラの整備
こうした役割を担うこれからの時代のコンサルタントにとっては、以下のような活動が促進される仕組みが必要だと考えています。
- ・その先の見透しと変化の兆しの意味付け
- ・専門性の訴求と実社会での追求
- ・多様な専門分野での協働
- ・社会的価値、企業価値の追求を通して得た知恵の共有
- ・追求した価値の社会広範への浸透
- ・コンサルテーション機会の創出と共有
それは、コンサルタント同士が切磋琢磨、自己研鑽し、相乗してブランドを構築していく付加価値創造の場でもあろうとか考えています。
- ・教育、啓発活動の実施
- ・講演活動の実施
- ・執筆の実施