The perspective of gradual integration of the management strategy
the perspective of gradual integration of the management strategy
生活動線から、企業の長期ビジョン、コンセプト、コーポレートブランド、長期売上計画について深掘りする。
一人ひとりのストーリーを描いて経営のシナリオを深掘りする
一人ひとりのストーリーを描いて企業経営のシナリオを描く。社会の趨勢、市場動向、顧客ニーズというマクロ視点、massからの発想で一人ひとりの生活を類型化するのではなく、一人ひとりのヒストリー、喜怒哀楽のストーリーを読み解いた一人ひとりの人生との関わりを明確にする。そうして、社会の趨勢、市場動向、顧客ニーズというマクロなデータから検証する。一人のストーリーをしっかり捉えることで仮説が生まれる。
- 帰納法的発想、戦略的思考というよりは一人ひとりのストーリー思考である
- ものごとを規定して捉えようとする上からの目線、演繹的発想ではなく千差万別にある一人ひとりの目線である
一滴の水もそれが集まれば大河となる。一滴の水が澄んでいれば大河も美しい河となる。大河全体を清流とするためには一滴の水をきれいにしなければならない。
一人ひとりと向き合う姿勢が大事、その一人ひとりを表面的に捉えてはだめ、深層にあるその人を知ることで真実が見いだされる、深層を知ることで社会との関わりが分かる、深層を知ることで社会や世相が分かる
では、どんな一人ひとりを捉えるのか?
そもそも標的客層をどう考えるか。クラスターから捉えるのであればmassからの発想になる。
店頭での一人ひとり、お客様の声の一人ひとり、モニターの一人ひとり、口コミの一人ひとり、アンケートの一人ひとり、メンバーズ会員の一人ひとり、株主の一人ひとり、社員やその家族の一人ひとり、ネットで閲覧してくる一人ひとり、ネットでのアンケート回答者の一人ひとり、どの一人ひとりでもよい。
要は、何故、今のライフスタイルが形成されるに至ったかが大事、そこにヒストリーがある、そこに共感する共通点が見いだされる(県民性を捉える、嗜好を捉える、自然や文化等に培われた感性がある、思考パターンを捉える)。 これからの社会や世相・風潮・テクノロジーなどの状況により生活の仕方が変わる、将来の夢が変わる、子どもに託す夢が変わる、人間関係が変わる。
家族構成で考えること自体がmass思考である。しかし、家族構成から考えうるストーリーもある。例えば、大家族は賑やかで良い、一人っ子家族は寂しいとかという表面的にイメージから決めてかかるのではなく、実際にどうなのかが大事であり、何故、表面的イメージとその人のストーリーが異なるかが捉え所として重要である。
人の行動は一人ひとりの意志による。行動は教えることで変わりうる。しかし納得しなければ変わらない。行動の仕方はその人一人ひとりの生き方にも依存する。逆に、こういう仕方で行動する人とはということでその人の生き方、意志を推し量ることもできる。しかし、表面的な行動パターンで捉えるとその人を誤って捉えることになる。何故、そういう行動の仕方をするのか、深層を捉える必要があり、そこに共通する特性が見いだされる。そこに必然的な行動の結果が見いだされる。
見いだされた共通点にこそ、経営が取り組むべきシナリオが存在する。
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